最近よく、つみたてNISAとか聞くんだけど、そもそもNISAってなんだろう?投資初心者でもできることなの??
そうだよね。NISA NISAって言われても、、
なかなか手を出せないよね。今日はそんな方のために
NISAの色々を分かりやすく説明するよ!!
- 投資初心者の方で、投資を始めてみたい
- 一般NISAとつみたてNISAの違い
- NISAのメリットデメリット
- それぞれのNISAに向いている人
このブログでは、30歳の私が学習し体験したことを元に、「わずかな努力と継続によって、日々少しでも幸せを感じられるように」というコンセプトで、【お金のちょっとした知識】を発信しています。
少しでも皆様のお役に立てたら嬉しいです♪
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
それでは本題へ移ります___________
そもそもNISAってなに?
NISA(ニーサ)とは、 Nippon Individual Savings Account の頭文字を取ってNISAと呼ばれています。
言い換えると、「少額投資非課税制度」です。つまり、投資の利益に税金がかからないお得な制度です。
通常、投資の利益には約20%の税金がかかります。例えば、100万円の利益が出た場合、20万円は税金として差し引かれ、手元には80万円が残ります。
ところが、NISAを利用すると、その利益に税金がかからないため、そのままの利益を手に入れることができます。つまり、通常支払う必要のある約20%の税金が、NISAでは支払わなくて良いのです。
これはNISAの最大のメリットの一つであり、投資の初心者にとっても魅力的です。税金を気にせずに、投資の利益を最大限に活用することができるのが、NISAの大きなポイントです。
NISAはただの箱
NISA=口座(箱)ということを最初に理解しておきましょう。
この箱(NISA)にどんな商品を入れて運用するかで、利益や損失が変わります。
では、つみたてNISAとは一体・・・?
つみたてNISAとは
NISAの概要が分かったところで、次はつみたてNISAについて説明します。つみたてNISAは、2018年に新しく導入された制度です。これは、元々存在した一般NISAが長期投資には向かない設計であり、商品の選択肢が多すぎて初心者には難しいという問題点を解決するために生まれました。
つみたてNISAは、商品を厳選し、長期的な投資に適した設計となっています。そして、このつみたてNISAと一般NISAのどちらかを選ぶことができるようになりました。
一般NISAとつみたてNISAを比較すると、年間投資額に違いがあります。一般NISAでは年間120万円まで、一方でつみたてNISAでは年間40万円まで投資することができます。以下の図を参考にして、両者の違いをより詳しく理解してみましょう。
つみたてNISA | 一般NISA | |
対象年齢 | 20歳以上 (NISA口座を開設する年の1月1日において 20歳以上であること) | 20歳以上 (NISA口座を開設する年の1月1日において 20歳以上であること) |
非課税期間 | 最長20年間 | 最長5年間 |
非課税枠 | 年間40万円まで | 年間120万円まで |
投資可能期間 | 2024年12月末まで | 2023年12月末まで (2024年より新しいNISA制度が開始予定) |
対象商品 | 長期の積み立て・分散投資に適した 一定の商品性を有する公募株式投資信託等 | 上場株式・公募株式投資信託等 |
購入方法 | 積立投資 | 一括投資・積立投資 |
一般NISAとつみたてNISAの違い
上の表のように、一般NISAとつみたてNISAではそれぞれに違いがあります。
ここではそれぞれを一つずつ詳しく解説していきます。
違い①運用期間
一般NISA▶︎5年間(最長10年間)
つみたてNISA▶︎20年間
それぞれの口座には運用期間が決まっており、一般NISAは5年間、つみたてNISAは20年間となっています。
運用期間とは口座が使える期間ではなく、その年に購入した金融商品が非課税になる期間です。
例えば、2021年に投資信託を購入した場合、つみたてNISAであれば2040年までの運用利益が非課税の対象となります。
違い②購入方法
一般NISA▶︎積立投資 or 一括投資
つみたてNISA▶︎積立投資
つみたてNISAは積立方式のみ購入可能で、一般NISAは積立方式と一括投資のどちらでも購入できます。
つみたてNISAは積立方式のみなので年間40万円の非課税枠を、毎月約33,000円に分けて長期的に投資するというのが一般的です。
もちろん、少額でもつみたてNISAは活用でき、最低100円から積立可能です。
いきなり33,000は厳しいと思ってたけど、
少額からOKなら始められそう^^
初期設定から変えることもできるから、余裕が出てきたら
金額を変更するのでもいいかも!
投資初心者さんには、つみたてNISAがおすすめですよ^^
違い③非課税枠
非課税枠とはつまり、非課税となる投資期間のことで、ここでも一般NISAとつみたてNISAでは大きな違いがあります。
一般NISA▶︎年間120万円まで(総額:600万円)
つみたてNISA▶︎年間40万円まで(総額:800万円)
総額は、非課税期間×運用期間となり、一般NISAの場合(年間120万円×5年間)つみたてNISAの場合(年間40万円×20年間)ということになります。
違い④対象商品
- 一般NISA▶︎個別株や国内外REITなど、つみたてNISAよりも幅広い金融商品(一部制限アリ
- つみたてNISA▶︎金融庁から認められた一部の投資信託やETF
投資の世界には、ぼったくりとも言えるような金融商品が多いなかですが、つみたてNISAでは、金融庁が事前に調査を行い、優良だと認められた金融商品のみが、つみたてNISAの口座では取引できるということになっているのです。
でも、投資にはリスクがあるから、金融庁が認めた商品が必ずしもいいとは限らないから注意したいね!
それでは次に、つみたてNISAのメリットとデメリットについて説明していきます。
是非続きも見てくださいね^^
つみたてNISAのメリットとデメリット

つみたてNISAをしよう!と、皆さんも口にしたり、聞いたりすると思いますが
何事もメリット、そしてデメリットもあります。
NISAは投資なので、リスクももちろん。。
メリットとデメリットを理解した上で、始めるタイミングや金額を設定することをおすすめしますね。
①つみたてNISAのメリット
- 運用益・分配金が非課税になる
- 100円からの少額投資ができる
- 低コストで投資ができる
- いつでも引き出しが可能
- 買うタイミングを迷わない
①運用益・分配金が非課税になる
つみたてNISAには、最長で20年間にわたる利益が非課税となるという特典があります。 通常、投資で得た売却益や分配金には20.315%の税金がかかることがありますが、つみたてNISAの場合はこの税金がかからないのです。
この非課税のポイントは、つみたてNISAの最も大きな利点と言えるでしょう。
②100円からの少額投資ができる
さらに、2つ目のメリットは、わずかな金額から投資を始めることができる点です。
投資について考えると、一度に多額のお金を投じる必要があるイメージがあるかもしれません。しかし、つみたてNISAでは、100円からでも始めることが可能です。これにより、大きな一括支払いが難しい場合でも、無理のない範囲で投資をスタートすることができるのです。
つみたてNISAの魅力は、初心者の方でも気軽にスタートできることにあります。初めての投資において、少額から始めてみて、徐々に慣れてきたり経済的な余裕ができたら少しずつ投資額を増やすことができます。このような柔軟性があるため、投資初心者の方でもプレッシャーなく始められるのです。
③低コストで投資ができる
メリット2に続いて、3つ目の魅力は、低コストで投資ができるという点です。
つみたてNISAでは、対象となる商品(公募株式投資信託)を購入する際に発生する手数料がすべて無料となっています。これにより、投資を始めるためのコストを抑えることができます。少額からの投資が可能な上、購入時に手数料がかからないというのは、大きな利点ですね。
この点もつみたてNISAの重要なメリットの一つです。投資を始める際に余計な負担が少ないため、初心者の方でも気軽に取り組むことができるのです。
④いつでも引き出しが可能
つみたてNISAでは、積み立てた投資信託を自分の希望するタイミングで引き出すことが可能です。この制度は長期投資が想定されていますが、引き出しに関する制限はありません。したがって、自身のライフスタイルやニーズに合わせて、例えば「住宅資金」「教育資金」「老後資金」といったライフイベントに必要な資金として活用することも可能です。
⑤買うタイミングを迷わない
投資のプロであっても、売買のタイミングを見極めるのは容易ではありません。つみたてNISAでは、この課題をドル・コスト平均法を用いることで解決します。日々の値動きのある投資信託を定期的に一定額ずつ購入し続ける方法で、時間を分散することができます。このアプローチによって、長期間にわたって投資を行うことで、平均の購入価格を下げる効果が期待できます。その結果、価格が再び上昇した際に利益を得やすくなるというメリットが得られます。
「いつから始めようかな…」「貯金がどれくらいできたら始めようかな…」と迷っている方に向けて、メリット2で説明した通り、100円から少額の運用が可能です。ですから、小さな金額からでも投資をスタートしてみることをおすすめします!
ぜひ、初めてみてくださいね。少額からでも始めることで、将来の資産形成に一歩近づけるかもしれません^^
つみたてNISAのデメリット
メリットばかりを言っても、安心はできないと思うので
ここではつみたてNISAのデメリットを紹介しますね。
- 選べる金融商品が制限されている
- 損したときに税制上の恩恵を受けられない
上記ふたつについて説明していきます。
①選べる金融商品が制限されている
つみたてNISAで購入できるのは、金融庁の厳しい条件をクリアした投資信託・ETFのみです。例えば、非課税枠の中で国内外の個別株式やREITへの投資を考えたい場合、つみたてNISAではなく一般NISAを選ぶ必要があります。
②損したときに税制上の恩恵を受けられない
つみたてNISAでもし損失が出た場合、通常の投資では認められているように他の運用益と相殺したり(損益通算)、年をまたいで繰越したり(繰越控除)できないことも覚えておきましょう。
損益通算
例えば、商品Aで100万円の運用益が出たとします。一方同時に投資を行っていた商品Bで100万円の損失が出たと仮定します。その場合、通常であればその100万円は相殺され、得た運用利益はゼロ円という扱いです。
ですが、NISA口座の場合は、運用利益を相殺することができません。先ほどの例でいえば、100万円の損失が出ている商品BがNISA口座ならば、商品Aの運用益100万円はそのまま計上されてしまいます。そのため、実際には100万円の利益を得ていないのにも関わらず、100万円に対しての税金がかかることとなります。
繰越控除
通常の投資であれば、損失を3年間繰り越せるという特徴があります。そのため、翌年100万円の利益が出た場合であっても、前年の100万円の損失と相殺して利益をゼロに計上することができます。これを繰越控除といいます。
ちなみに、一般NISAでも損益通算と繰越控除はできません。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本記事では、つみたてNISAについて知りたい方や、始めるか迷っている方向けに、つみたてNISAと一般NISAの違い、そしてそれぞれのメリットやデメリットについて説明しました。
投資に関する知識がない方でも、つみたてNISAの基本的なポイントや魅力を理解しやすいように心掛けました。将来の資産形成につながる重要な選択肢の一つであるつみたてNISAについて、少しでも参考になれば嬉しい限りです。
もし、まだ始めるかどうか迷っている場合でも、少額から始めてみることで新たな可能性を広げることができるかもしれません。ぜひ、自分に合った投資スタイルを見つけ、賢く資産を増やしていく一歩を踏み出してみてください。成功を祈っています!
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